保育業界の転職

保育士業界の現状

近年、待機児童問題がより深刻化し、保育士のニーズはますます増加しています。
その高まりは求人量が増えてきていることにも表れています。

「待機児童ゼロ」に向けて国は認定こども園の設立を推進しています。
認定こども園とは、幼稚園と保育園を統合して幼保一元化を目指した施設となります。

さらに、院内保育施設や企業内託児所の増加、ベビーシッター需要の広がりも見せています。
しかしその一方で、保育士不足も大きな話題になっており、保育資格を持つ人材は今後一層必要とされると考えられます。

この保育士不足を解消するために平成27年度より国は「地域限定保育士」と呼ばれる試験制度の導入を提唱しております。
この流れを受け、いち早く「地域限定保育士」試験を取り入れた地域が神奈川県です。

結果的に、神奈川県では平成28年の時点で待機児童数が約500名と、6年前の待機児童数約4100人に対して大幅に減少しています。
保育士求人ナビ掲載データを参照)

また、最近は男性保育士への需要が拡大しつつあるようです。
まだまだ女性保育士に比べれば数は少ないですが、年々確実に増えてきています。

イクメンという言葉の登場により、社会的に育児を担う男性の存在が特別ではなくなっていること、
子どもたちとの外遊びや園内の力仕事など体力のある男性に任せたほうがスムーズにいく場面も多いことなどが主な理由と言えます。

保育士に求められる能力

現在、保育士にはよりレベルの高い人材を育成するスキルや専門性が求められます。
また、保護者との関わりをスムーズに行い良好な関係を構築できるような高いコミュニケーション力も必要とされています。

その背景には共働きの家庭が増えてきたことで、子育てにかけることのできる時間が昔よりも少なくなっていることから、
子育ての役割を保育士に期待する家庭が増加したことに起因します。

保育士は年々需要が多くなってきていますが、実は労働に対しての給料が安すぎるという声も少なくありません。

保育士は子どもを相手に体力と忍耐が必要な厳しい仕事。
職場によっては、残業や休日出勤を余儀なくされる方もいます。
業務内容がハードであるにも関わらず、賃金が少なく昇給もあまり望めないために、
将来性を考えて見切りをつけてしまう人も多いのが現状です。

しかし、保育士という仕事は子供たちの未来を形作る大変やりがいのある職業です。
もし保育業界で働くことを希望するのであれば今一度、
保育業界の現状と、自分の保育士に対する思いを天秤にかけてじっくりと吟味してみてはいかがでしょうか。