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職務経歴書の書き方

読んでもらえる内容でまとめる

職務経歴書の書き方の基本を案内していきますが、職務経歴書で重要となるのは「プレゼン能力」です。
プレゼン能力とは、紹介したい人物や物を紹介する能力のことです。

なので、「事務的な内容」になってはいけません。
PRすべき点に関しては、多少内容が濃くなってもいいので明確に書き表すようにしましょう。
例えば、「何が得意」なのかは絶対に明確にしておきます。
これはバイトや正社員の求人でも内容は変わりません。
というのも、不要と感じる人をわざわざ採用する求人は存在しないからです。

次に、「お気楽な雰囲気」は出さないようにしましょう。
お気楽な雰囲気とは、とりあえず楽ができそうなので応募したという内容や、簡単にできそうな仕事なので応募した・・・という内容が該当します。
誰だって仕事をしている人は、自分の仕事に誇りを持っているので面接官に対して、そのような態度を取るようでは他の人が採用されてしまうでしょう。

最後に、「PRすべき点」を絞り込むようにします。
第一に、今回応募した仕事に対して自分は何をできるのかは絶対に書くようにしてください。
体力が要求される仕事では、「子どもの頃から運動をしていたので体力には自信があります」という内容でも、面接官は評価してくれます。
可能であれば、「どのようなことに打ち込んでいるのか」も明確にしておいたほうが良いでしょう。
先ほどの仕事の場合、「今でもジムに通って体力を鍛えています」という内容でも問題ありません。

昔は何かしていた・・・。
しかし、今は意欲的になれるものがない人生を送っている・・・では、仕事を意欲的に行ってくれる人物と評価されにくいので注意しましょう。
このような対応は中年の方より若者に増えています。
気だるさというのは主張しても良いことがありませんので、なるべくポジティブな自分を職務経歴書に込めたほうが良いです。

必ず声に出して読み返す

職務経歴書の書き方で重要となるのは、どのような文章構成であったか・・・ではありません。
実際に声に出して読み返したか・・・が重要となります。

というのも、職務経歴書の書き方を正確に理解し、且つ正確な文章を書き記せる人というのはあまりいないからです。
「誤字脱字」だけでなく、「副詞」などが多くなっていないか注意して読み上げてみましょう。
副詞というのは文章表現を大きくしたい場合に用いられるもので、「とても」とか「特に」などが連なっているようでは、表現が重ねってしまっているのでいけません。

「ちょくちょく」とか「頻繁に」という表現も同じです。
文章をあまり書かない人は副詞の連続が目立つため、大げさな表現を多用していると判断されることがあります。